fum12の日記

ひっそりやってます

14歳の栞がよすぎた

今日は「14歳の栞」という映画を見ました。

レビューみたいなことはあまりしたことがないのですが、あまりによかったので初めてやってみようと思います。

 

この映画を知ったのは、私が好きで聞いているラジオ、「#むかいの喋り方」で、パーソナリティーの向井さんがおすすめしてるのを聞いたからです。

 

めちゃくちゃ期待以上でした。特にあらすじとかを調べたわけではなく、あまり映画について知らない状態で見たんですけど、すごく良かったです。

 

映画の登場人物は、とある中学校の2年6組35人で、それぞれにフューチャーしたインタビュー形式で進められていきます。

 

別になんてことない誰もが通った普通の学校生活が描かれているのにも関わらず、なぜか感動できて、共感できて、もう一度あの頃に戻りたいなと思わせてくれる映画です。

 

クラスで関わらなかったようなタイプの子がインタビューで出てくると、そんなこと考えていたんだ、とかもっとこう接すればよかったなとか、色々発見があります。

 

14歳って私の感覚からするとすごい子どもだったなって思うんですけど、この映画を見るとそれぞれみんないろんな考えを持っていて、14歳ってこんなにも大人っぽいんだなと驚きました。

 

もっといろんな人と話してみたらよかったな。分かり合えないと感じたあの人とも、もっと話せば理解できたのかもな~とそんな風に自分の中学2年生のころを思い返していました。

 

私の中学2年生の頃の思い出は、クラスで1番頭がよくて、誰よりもやさしい友達ができて、その子と過ごす日々は、今思い出しても心がホクホクするくらい楽しかったです。

 

後は、好きな男の子の取り合いみたいなこともしましたね。同じクラスの友達と好きな人が被っちゃって、でも友達はその男の子のことが好きだということを、クラス全員に言っていたほどオープンにしていました。だから私はいまさら誰かに言うことができず、友達のことを応援しつつも、自分は自分で男の子と仲良くなろうとアピールしたりしていました。

 

そこでなぜか私は告白された他の男の子と付き合っちゃいました。告白されたことが嬉しかったんですよね。だから当時好きだった人と少し距離ができるんです。でも他の男の子と付き合ってるときも、やっぱり好きな人と一緒にいると楽しいなみたいのもありました。でも当時付き合った人はやんちゃなクラスの中心的な人だったから、会話を盛り上げてくれたりして楽しくて別れようとは思わなくて。だからどっちつかずな感じでしたが、しばらくしたら振られちゃいました。でもその2か月後くらいにずっと好きだった人が告白してくれて付き合えました^ ^

 

っていう甘酸っぱい青春の話がありますね。

 

楽しかったな。今思えば。青春だったな。

 

インタビューの中でたびたび自分は大人になりたいか、自分はもう大人だと思うか、という質問が出てくるのですが、私だったらなんて答えたんだろうって考えてみました。

 

思い返すと私は大人になりたいとは思っていませんでした。現状を不満に思ってなくて、このままちやほやされてずっと生きていたいなと思っていました。部活もまあまあ良かったし、頭もそこそこよかったので。でも一つだけ不満だったのは門限があったことです。

 

やっぱ門限とかそういう守らなきゃいけないものがあると、私は守ろうとしちゃうので、なかなか遊びに集中できなくなっちゃうんですよね。だからそれだけが嫌だったかな。

 

皆さんはどうですか。14歳の栞、ぜひ見てみてほしい。