こんにちは。投稿65日目です。
今日は大学の課題であった、「図書館の思い出のエッセイを書きなさい」を読んでいただきたいと思います。とても恥ずかしいですが、よかったらどうぞ。
私と図書館の思い出は、思い出すだけでほっこりして、もう一度戻りたいと思わせてくれるような素敵なものだ。
私が図書館によく通っていたのは高校3年生の時。
受験生だったので、時間があればほぼ毎日通っていた。しかしそれは私一人だけではなかった。当時付き合っていた彼も一緒だった。
集中力のない私が、いつも集中して何時間も勉強を頑張れていたのは、間違いなく彼の存在のおかげだ。
私たちは午前中に集まって、疲れてきたころにお昼を食べて、たわいもない話をして、また勉強して。図書館が閉まると近所のマックでまた勉強した。
この何気ない日常がとても楽しかった。
図書館は不思議な力を持っている。そこに入ると大きな音を出しちゃいけないし、話してもいけない。自分が高校生だとばれると、他にも勉強している人がいるのに、ここでは勉強できませんと追い出される。
いつもドキドキしながら、でも図書館に勉強しに来ているというワクワク感もあり、不思議な気持ちだった。
私たちは「お昼いこ」「疲れた」「寝ちゃだめだよ」などをこっそり紙でやり取りしていた。それから高校生だとばれないように、いつもより少し大人っぽくして図書館へ向かっていた。
その一つ一つの行動が、特別感を生み勉強へのやる気を引き出した。もしこれがカフェだったら、紙でのやり取りもないし、洋服なんてなんでもよかっただろう。
また来週一緒に勉強できる日のために、今週も頑張ろうと思えていたし、一緒に勉強することがなによりのストレス発散だった。
今でもあの時のことを思い出したりする。
図書館は私にとって大切な思い出だ。